私たちが普段会話をしている時に次々と発せられる言葉は、さまざまな処理を経て脳の言語中枢に届けられ、そこで言葉を理解しています。 物音であっても同様に、脳で何の音であるかを理解しています。耳から伝わる「言葉・音の情報」が十分でなくなると、脳では言葉や音が理解しづらくなります。
この図は年齢別の聴力レベルの変化を表しています。30歳代で始まった聴こえの低下が、60歳代・70歳代では大きくなっていくのが分かります。聴こえの低下は高音から少しずつ始まります。言葉の母音は聞こえるものの、子音を聞きとる力が低下していき、脳での「言葉の聞き間違い」が多くなっていきます。
難聴はなかなか自分では気づきにくく、自分で気づいたときにはかなり進行してしまっている事があります。
年齢とともに衰えていく聴こえをそのままにして、脳の「言葉を理解する力」までが衰えてしまうと、ただ声を大きく出して用件を伝えようとしても、よく理解できず会話が成り立たなくなります。こうなってくると、話をする側にとっても、話を聞く側にとっても、大変な労力となってしまい、会話すること自体をあきらめてしまうようなケースも見受けられます。
視力が低下すれば「眼鏡」をかけるのと同様に、聴こえが悪くなったら「補聴器」を使うことは、自然なことです。 当社では、補聴器の選定や調整のための「聴こえの測定」と「言葉の聞き取り・言葉の聞き分けの測定」を行い、 自分に合った補聴器の試聴体験ができる『補聴器の相談』を常時行っています。 ぜひ「しずおか補聴器」の店舗・出張相談会へ、お気軽にお越しください。